「なぜ、ゴキブリは嫌われるのに、クワガタ♀は愛されるのか」について真剣に考えてみた
この前ふと思ったのですが……
ゴキブリとクワガタ♀って、
パッと見、すごい似てませんか?
黒光り感といい、風貌といい、かなりそっくりです。
※両者の写真を載せようとしたのですが、あまりに気持ち悪かったのでやめました。「ゴキブリ クワガタ」で画像検索してみてください。
では、なぜクワガタはOKで、ゴキブリはNGなのか。
これをしっかりと分析すれば、
好かれる人と嫌われる人の法則が見えてくるのではと思い、
真剣に考察してみました。
■「動きが遅い」と愛される
まず両者の違いとしてあげられるのは、そのスピードではないでしょうか。
皆さんは、ゴキブリの走るスピードがどれくらいかをご存知でしょうか?
実は、ゴキブリのスピードは、時速170kmです。
トップスピードでは時速300kmになるのだとか。
新幹線なみのスピードです。
反対に、クワガタはノロノロ動き回りますよね。
時速どころ、日に1kmも進めないんじゃないでしょうか。
この速さの違い、すっごい重要だと思います。
「動きが遅い=よわよわしい=愛したくなる」という法則です。
たとえば、クレヨンしんちゃんの「ボーちゃん」。
いつも鼻水たらしてるし、汚いですよね?
でも、動きが遅いから、私たちはなんだか憎めないんです。
いや、むしろ愛情すら生まれているとも言えます。
反対にいえば、「動きが速い=気持ち悪い」ということ。
たとえば、もしあの愛されキャラの
ピカチューが時速170キロで部屋を動いていたら、
いくら可愛い顔をしていても、ハッキリ言って気持ち悪いです。
ただのネズミより、恐怖を感じるかもしれません。
このように私たちは、スピードによっても好き嫌いを判断しているのです。
■希少性は、プラスの印象でしかない
もう一つ、両者の大きな違いとして、その希少性の違いがあげられます。
オールシーズン出会えるか、それとも季節限定なのか、ということです。
いわずもがな、クワガタは、夏にしか会えません。
この希少性は、我々の好き・嫌いの判断に対して、
大きくプラスに働くと推測します。
たとえば、もし目の前に、
2ヶ月限定でしか現れないゴキブリが現れたらどうでしょう。
気持ち悪いと思う反面、
ちょっとだけ「ラッキー」と思ってしまうのではないでしょうか。
反対に、みんな大好きなミッキーがそこら中にいたら、どうでしょう。
むしろ、怖いと思うかもしれません。
「希少性」は、私たちの好き嫌いの判断に、少なからず影響を与えているのです。
■些細な外見の違いが、好きか嫌いかを決める
「いやいやいや、
いくら希少で、ゆっくり動いても無理。気持ち悪いでしょ」
そんな声が聞こえてきそうです。
そうです。ここまでいろいろ言ってきましたが、
「印象は、見た目が9割」と言われるように、
外見は、好き・嫌いの判断に大きな影響を与えます。
でも、冒頭でも伝えたように、
ゴキブリとクワガタ♀は、ハッキリ言って、あまり外見に違いはありません。
しかし私は、本当に些細な外見の違いが、
好き、嫌いの判断の分かれ目となっていることに気づきました。
それは何か?
――髭(触覚)です。
ゴキブリの「気持ち悪さ」をひきたてるのは、
あの異様な髭の長さなのです。
さらにいえば、ゴキブリの足には、
微妙なムダ毛みたいなものがたくさんついています。
これも、マイナスとなる要因です。
これは、人間にたとえるとわかりやすいかもしれません。
一部のイケメンや美人を除き、
私たちは長い髪の毛やムダ毛を不潔だと思ってしまいます。
だから、クワガタに比べて、
髭が長く、ムダ毛の多いゴキブリは、「不潔」でイヤなのです。
私たちは、こうした自分でも意識しないレベルの、
些細な外見の違いをもとに、好き・嫌いを判断しているのです。
■まとめ
いかがだったでしょうか。
このように、私たちは、
知らないうちに、いろいろなところで好き・嫌いを判断しているのです。
本日の考察から、私が出した結論は以下のとおりです。
ぜひ、生活に活かしていただければと思います。
【結論】
ムダ毛を剃って、季節限定ドリンクをゆっくり飲もう
※ゴキブリ嫌いなあなた! こちらの記事も、よければどうぞ。